2015年5月24日のてしごと、「バジルペースト」。
昨シーズン初めて作ってみたのだが、いろいろな料理に使えてとても便利だった。
パンにのせたり、パスタに和えたり。
魚と焼いたり、野菜に和えたり。
が、いかんせん、我が家にバジルの苗がやってきたのが7月中旬、
植え替えるのもなんだか億劫で、苗鉢のまま育て、大きくなったら葉を収穫していた。
そんな感じだったので、作る回数や一度に作る量がわずかしかなく、
あぁ、もっといっぱい味わいたいなと心の中にもやっとしたものが残ったままシーズンを終えた。
今シーズンは昨シーズンの想いを受け、
きちんと育てて、もっとたくさんバジルペーストを作ろうと、4月下旬にバジルの苗を購入した。
すぐにプランターに植え替え、肥料を与え、水を与えた。
するとあっという間にバジルは大きくなり、知らずしらずのうちに花芽をつけていた。
花芽!昨シーズンは見ることさえなかった‼︎
ここは一度、葉を摘み取り、脇芽を育てていかないとと思い、初収穫を行った。
1枚1枚手で葉を摘み取り、これでちょうど100グラム。
部屋に、手に、バジルの香りがまとわりつく。
芳しい香り、指と爪の間のに残った匂いを嗅ぎながら、ペーストを作り上げる。
嗅覚からの刺激はたまらないほどに強烈だ。
いい匂いと幾度となくひとりごちる。
そして、ひとりごちたいがために、私は今シーズン、
幾度となくこのペーストを作り続けるだろう。