2015年6月13日のてしごと、「梅干し」。
2シーズン目の梅干し、約1ヶ月半かけてようやく完成。
これで今年出来あがる梅しごとは全て終了、
あとは来年に出来あがる梅酒4種類を待つのみ。
ようやくほっと一息つけた。
昨シーズンは塩分18%、顔のパーツが思い切り真ん中に寄ってしまうくらいの酸っぱさだった。
「おばあちゃんの梅干し」、そんな名前が似合うような梅干しだった。
そのまま食べるより、青魚の梅煮など料理に使って食べることが多かった。
今シーズンは塩分13%プラス氷砂糖。
やっぱり梅干しを梅干しとして楽しみたい!
そう思ったのがこの濃度にした一番の理由だ。
おにぎりに入れたい、白いご飯の上に乗せたり。
お茶漬けにするのもいいなぁと妄想は膨らむばかり。
ただし梅干しは今シーズンが2回目、
比較対象が昨シーズンのものしかなく、
とりわけ天日干しの判断が難しかった。
昨シーズンは日を追うごとに白く白く塩が浮き上がっていき、ざらっと硬い出来上がりだった。
けれども今シーズンはそのようなことは全くなく、
表面は太陽の光を浴びてしっとりと硬くなり、中身は弾力がある柔らかさのまま。
こんなのでいいのかしら?ちゃんと乾いたのかしら?と思いつつも3日で天日干しを止め、完成とした。
汗をたくさんかいた夏の朝、試しに一つ食べてみた。
確かに酸っぱい。
が、顔のパーツが真ん中によるまでの酸っぱさはなく、
身体がちょうど欲していた塩分だった。
時間の経過とともに塩は丸くなる。
その時どう感じるか、今から楽しみでならない。
そして、来シーズンは氷砂糖の代わりに蜂蜜を使うのもありかもと、
心は「次」に向かって動き始めている。