和歌子さんの展示を観にPLACE Mへ。『echo』、この写真集は昨年末、柿島さんのところで見せてもらってから気になっていた。BOOK MARTE@高松で展示がかかることを知り、直島に行ったついでに観ようとMARTEに行ったものの他のものがかかっていた。なんと、展示は年明けからだった。思いっきり勘違い……。2月にbooks f3@沼垂に行った時もこの写真集があって、雪国でみる雪の写真はいいなぁと思っていたら、「展示、来月かかるんですよ!」と小倉ちゃん。タイミングが早かった。その沼垂でかかる少し前に森岡書店でかかっていたのだが、私は絶賛冬籠り中で体調が優れず観にいけなかった。このままご縁のない展示かなぁと思っていたのだけど、ようやく観ることができた。3度目ならず4度目の正直。夏に観る雪の写真もいいよと友人は話していたが、現に家のダイニングには雪景色の写真がかかっているが、ほんとこのじめじめした季節に観る雪の写真はなんだかひやりと冷たいものが身体に入ってきてスッキリした。
雪の写真をみるたびに、チエ子ちゃんを思い出す。雪というより白かもしれない。白にもいろいろな白があるんですよね、雪国に住む人の白の捉え方とそうではない人の捉え方は違う、と。彼女が亡くなって2ヶ月経つが、彼女は今もこうやって私の中で生きている。