le08.08.2017

おぐちゃんと1年半ぶりに会う。川内倫子祭り、森岡さんのところで写真を、POSTで映像を観る。映像はムクドリ(だと思うが)が群れをなして飛んでいる姿が印象に残った。さざーっ、さざーっと屋根の上を飛んでいるのだが、その姿は巣に戻るのではなく、新天地に飛び立つように感じがした。また波のようにも見えた。なんだか見習いたい潔さだった。その後、この日のメインイベントである聖司さんのトークショウへ。漱石の『夢十夜』が読みたくなった。そこにあったから写真として残っているにもかかわらず、なんだかそれは夢まぼろしのように私たちの前に形を現す。それは今にも消え入りそうなのだが、観ているうちにじわりじわりと身体の中に入り込み、いつのまにか私たちに取り込まれ、一部となる。そしていつかそれは私たちの夢となって現れる。作品と私たちは途切れることなく循環していく、新たなものを取り入れながら。そんなことを思いながら話を聞いていた。

おぐちゃんと一緒にいると、のんびり、ゆったりした気持ちになる。急いでいるのが馬鹿らしくなって、まぁ、なんとかなるよと思えてしまう。それはきっとおぐちゃんのもつ雰囲気が持っているものなのだろうな。ありがとう。

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