le20.01.2020

新しい友だちができた。

彼は信号も橋もない島で

農と人をつなげることを生業としている。

快速船に乗り一つ隣の島に行けば

彼を紹介してくれたゲストハウスを営む友人たちが住んでいて

その島から橋を渡り一つ隣の島に行けば

ゲストハウスを紹介してくれた友人が住んでいる。

その島には商船学校があって

会ったことのない大伯父が戦前通っていた。

彼から島の早生みかんを購入した。

小さくて酸っぱくてそして甘かった。

中身が美味しいといわずもがな皮も美しい。

もったいなくて捨てられず

乾燥させて手元にあったタイの手紬糸を染めた。

染液は早生みかんの皮そのものの色だったのに

糸は爽やかな黄色に染まった。

そしてその糸を使って私は小さな布を織りあげた。

誰かの手が作ったものが

何かの縁で私の元に集まり

その集まったものを使って私は作品を作る。

私はその行為をこれからも暮らしの営みの中に取り込んでいく。

しまなみより早生みかん

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