妹夫婦からもらった花束をベッドサイドに飾る。
朝起きた時、一番最初に目にするものは、やはり美しいものがいい。
花をもらうとなんだかとても嬉しくなるのは、
なぜなんだろう。
妹夫婦からもらった花束をベッドサイドに飾る。
朝起きた時、一番最初に目にするものは、やはり美しいものがいい。
花をもらうとなんだかとても嬉しくなるのは、
なぜなんだろう。
レバーペースト
お豆のピリ辛サラダ
ご縁があって、料理を二品、ギャラリーのイベントにケータリングしました。
mikihouseにいらっしゃってくださる方、友人宅での集まり等、
なにかの折に友人たちに料理をふるまうことは何度もあるのですが、
全くのパブリックな場に料理を持っていくことは初めてのこと。
作ること自体はとても楽しかったのですが、
持っていくまでの道のりが異様に長く、心臓がバクバクしていました(苦笑。
けれども不思議なことに、テーブルに置いてからは感じることは何もなくなりました。
なんでしょう、料理が私の手から放れたからなのでしょうか?
確かに料理が相手の口に入るまでの緊張感は半端なかったのですが、
何を感じてもらうか、どう感じてもらうかは相手次第、
料理もやはり作品なのだと実感した夜でした。
見知らぬ方に食べてもらうという、なかなか味わえない経験をさせていただきました。
この場を借りてGallery YUKI-SISのオーナーである寺嶋さんにお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。
機会がありましたら、このようなケータリングを続けていきたいと思っています。
✴︎ありがたいことに、Gallery YUKI-SISへのケータリングはレギュラー参加となりました。
次回の日程等わかりましたら、ブログ等でお知らせしたいと思っています。
みなさま、よろしくお願いいたします。
名刺判写真(carte de visit)の大きさは8.3cm×6cm、
L版の約半分の大きさです。
大きな写真が主流な昨今、ちょっと新鮮な大きさじゃありませんか?
今回は額からインスピレーションを受け、
青い写真を1点展示します。
一つ一つの異なる額に、一つ一つの小さな世界。
ぜひいらっしゃってください。
お待ちしております。
日時:2015年2月17日(火)~3月1日(日)
12:00 – close 19:00*(最終日は16:00まで、月曜休廊)
場所:NADAR/TOKYO
2014年12月4日(木)から12月14日(日)までCrossroad Gallaryで開催されていた「カメラな旅 写真展」が無事に終了しました。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
「カメラな旅」という美味しいものを食べて、観光して、緩やかに写真を撮るというグループに参加することになり、
11月にメンバーで訪れた長崎の写真を展示しました。
額装した作品は、長崎の爆心地側にある被曝クスノキです。
原爆の投下により一度は焼け落ちた木ですが、2、3年後に芽を吹き返しました。
この幹を見たとき、愚かな私たちをお許しくださいと祈り続ることしかできませんでした。
そして祈っていると上から葉ずれの音や木漏れ日が差し込んできて、
私たちはこの世に生かされているという気持ちになり、
ぱぁと目の前が開けました。
この世に生かされているのなら、私に与えられた役目をきちんと自覚しよう。
そして、ただひたすらにそのことだけをていねいにやり続けよう。
11月の長崎の旅は、私にこんなことを教えてくれました。
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今年7月に母がくも膜下出血で倒れました。
その時、唯一私が触れることができたものが写真でした。
映像は動いてうるさいし、音楽は耳に障る。
絵画は主張が激しすぎて、現代美術を観るには心も身体もついていかなかった。
なぜそれが写真だったのかいまだにわかりません。
作品を通して、自分の心の奥にどっぷり浸り、浮上することを繰り返し、
心のバランスを取っていたのかもしれません。
いずれにせよ、
私は写真に救われ、たくさんの方々のご縁とご好意に助けられた半年間でした。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。
幸いなことに、母は後遺症も残ることなく、毎日を元気に過ごしています。
いつまでもそうあって欲しいと願う、2014年の年末です。
カメラな旅とは、
たくさんおしゃべりして、おなか一杯美味しいものを食べて、
いっぱい笑って、その合間に写真を撮る。
一人旅もいいけれど、仲間と旅するのもいいですよね!!
5年位前からみなさんで旅をしているそうです。
私は今年の11月、長崎の旅に初めて参加しました。
すっかり忘れていたけれど、今年の手帳に「フィルムカメラと仲良くなる」と書いてありました。
目標達成!?、今回はフィルムで撮った写真を展示します。
来年は誰とどこに行こう?
そんなことを思いながらぶらりと遊びに来てくださると嬉しいです。
あなたの旅のお話もぜひ聞かせてくださいね!!
≪会期≫
12月4日(木)〜7日(日)、12月11日(木)〜14日(日)
12:00-19:00(最終日は17時まで)
≪会場≫CROSSROAD GALLERY
東京都新宿区四谷4-28-16 吉岡ビル5階
03-3341-8118
四谷4丁目交差点 文房具 EMOTO のあるビル5階
一昨年、ほぼ日ストアで購入したミトンのキット2つのうちの1つ、「エストニアンニット」のミトンが編み上がりました。
キットを見て編んでみたい!!とすぐに購入したのですが、
他にも編んでいるものがあったりと、なかなか手を出せず……。
昨年から編み始めてようやくこの7月に出来上がりました。
右手は他のものを併用して編んでいたり、編むモチベーションが上がらなかったりとかなり時間がかかりましたが、
左手は編んでいて楽しくなったのかな、結構いいペースで編み進めることができました。
メンズサイズ、父へのプレゼントです。来シーズン使ってもらえると嬉しいな。
編み込みを編んでいるときってどんな感じなの?と友人に尋ねられたことがあります。
編んでいる時は特に意識したことがないのですが、改めて聞かれると、思わず考えてしまいました。
うーん、なんだろう?リズムかな。
うん、そう!!
糸を変え、編み込んで模様を作っているとき、なぜかリズムを感じます。
今回の場合は、紺・白・紺・白・紺・紺・白とか、紺・紺・紺・白・白・紺・白とか。
小さく口の中で糸の順番を口ずさんでいると、
知らず知らずのうちに身体が自然に糸の配色を憶え、手が勝手に動いていきます。
頭で憶えず、身体に染み込んでいったもの、リズミカルにどんどん編み進んでいきます。
残念なことにずっと同じ配色ではないので、一段一段ごとにリズムを覚え直す訳ですが、
それでも、このリズムを身体で感じながら編むことがとても楽しく、心地よくなってきます。
今回感じたリズムは、このミトンだけのもの。
そして私は、また編み込みのリズムが感じたくなり、
近いうちに編み込みの何かを作っていることでしょう。
赤ちゃんのための手作りキット通販サイト「nunocoto」に連載中の『奏でる、響く。わたしのグラノーラ』の2回目を掲載しました。
今回はグラノーラを使ったお菓子、『友だちが来る日のグラノーラ』を。
台所にグラノーラがあるとついついつまんでしまう私ですが、
あまりにも形が小さくて食べにくい……。
あれもこれも一緒に食べたいのに、どうしてもひとつずつの素材になってしまう。
レーズン、麦、いちじく、アーモンド、えーと、えーと。
どうにかして一緒に食べる方法はないかしら?と考えていたら、
チョコレートで包みこむのはどうかしら?とふと頭の中に浮かび、
このレシピを作り上げてみました。
普段は焼き菓子やゼリーなどを作ることが多いため、
チョコレートを扱うことに多少の戸惑いはありましたが、
一度溶かしたものを再形成する楽しさは、まるで図工の時間のよう。
まるくするためにただひたすら手を動かす行為で心が無になったと思いきや、
ちゃんと元通りに固まるのかしら?というドキドキ感がそのあとプラスされ、
なんともいえないひとときとなりました。
そして出来上がった味は、予想通り!!
やっぱりグラノーラとチョコレートって相性がいいよねと、
私自身がまた食べてみたいな、作ってみたいなというレシピを
作り上げることができました。
さぁ、これから夏本番!!
チョコレートを扱うにはちょっと難しい季節になりますが、
折りをみてこのグラノーラボールを作っていきます。
そして、少しずつこのレシピに変化を加えていきたいです。
2014年6月10日(火)から6月22日(日)までNADAR/TOKYOで開催されていた寫眞譚第二回写真展『五重奏』が無事に終了しました。
ご来場いただいたみなさま、メッセージをくださったみなさま、どうもありがとうございました。
『五重奏」というタイトルをいただいたとき、
たくさんのものが集まって一つのものを形作るものを展示したいなと思っていました。
五重奏って、様々な楽器の音が奏で合って一つの音楽を作り上げていくでしょう?
そのイメージを私なりに表現したいなと思ったのです。
じゃぁ、私が撮れるイメージってなんなんだろう?と思ったとき、
最初に思い浮かんだのが、日々の暮らしの中につねにある手仕事でした。
数ある手仕事の写真から出展作を組もうかと思ったのですが、
最終的に落ち着いたのは、タイトルをいただいた時にはまっていたグラノーラ。
グラノーラの完成図と作るために使った素材を組み合わせ、
私の『五重奏』を作りあげることができました。
プリントはプルントの小林さんにお願いしました。
素材の艶感、透明感、質感を生かしたいと希望を伝え、
『今年のさくら』展同様、局紙を使って出力してもらいました。
観る位置により光の加減が異なるため、
立ち位置により表情が異なる写真を楽しんでもらえたのではないかと思っています。
そして、今回の展示で、私の写真と局紙の相性はかなりよいのではないかと実感しました。
額装をお願いしたのは、Roonee 247 photographyの杉守さん。
グラノーラと私が持つ雰囲気にあった額装に仕上げていただきました。
今回、写真の持つ雰囲気と額装がぴったり合っていたという感想をたくさんいただき、とても嬉しくなりました。
お二人に心からの感謝を捧げます。どうもありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします!!
今回、初めて素材というものにとことんつきあい、
素材そのものが持つ形の美しさに改めて魅了されました。
どの個体をとっても一つとして同じものはなく、それぞれがとても美しいなぁと思うようになり、
手仕事をする際の素材の扱い方が、
今まで以上に愛おしく、ていねいになったような気がしています。
また素材は、自然が産み出した造形物の一つ、
造形物フェチの私としては、どうしてこのことに気づかなかったのだろう?と
新たな発見がありました。
今回の展示を観て、
私のことを知っている方たちから、
あぁ、らしい写真だね、と、
また実際展示を観にきてくださった初めて会う方から、
この写真があなたのものでしょう?という言葉をもらうようになりました。
これは、とても嬉しい反面、
私のことを全く知らない方が私の写真を観て、
なにを感じて欲しいか?、どんなことを汲み取って欲しいか?
という課題が生じるきっかけとなりました。
構図、ライティングを突き詰めることも合わせ、
まだまだ日々是精進が続いていきます。
こういうきっかけをいただけることが、
展示を定期的に行う意味のひとつなのではないかと思います。
2014年に行う展示の中で一番のビッグイベントは終了しましたが、
終了と同時に、来年への準備が始まっています。
今よりもっと私が在りたい私になるように、
私の暮らしの中に写真がもっと寄り添っているように、
日々を積み重ねていければと思っています。
これからもよろしくお願いします。
私が所属している写真グループ、寫眞譚は6月10日(火)〜6月22日(日)まで、
寫眞譚第二回写真展『五重奏』をNADAR/TOKYOにて開催しています。
6月14日(土)、今回の展示を記念してささやかなオープニングパーティをギャラリーにて行いました。
パーティの料理担当はもちろん(!?)私。
今回のパーティ料理のコンセプトは、冷えていても美味しいもの、立っていても食べやすいもの。
そんなことを考えながら、メニュー7品を組んでいきました。
メニューを組むのはそんなに難しくなかったのですが、
どちらかというと味を決めるのが難しかったです、はい。
私の味を食べ慣れた方もいらっしゃれば、初めて食べる方もいらっしゃる。
濃くするか、薄くするか、それはどの一品にするか…。
天気によって味をどのように調整していくか…。
バランスの良い味、バランスの良いメニューの着地点ってどこにあるのだろうかと悩みつつも、
スタート時間との闘いもあり、一品、一品、手順を迷わず、
ひたすらていねいに作っていくことが、私に出来る精一杯でした(苦笑。
3種のディップ(かぼちゃとレーズンのディップ、さつまいもとくるみのディップ、レバーペースト)
茗荷の甘酢和え、鶏肉の酒蒸し
レアチーズケーキ、自家製いちごジャムを添えて
(撮影:Gaku)
実り多き豊かな時間をみなさまが過ごすことができ、
ここから新しいご縁が広がっていくお手伝いを、
私の料理が気負わずにすることが出来ていたら、こんなに嬉しいことはありません。
願わくはまたみなさまに私の味を食べてもらう日がやってきますように。
どうもありがとうございました。