先日の岡山に桃狩りに行った際にお世話になったのは、明石に住む友人夫婦。
今回の旅の最終日、どこに行きたい?と尋ねられ、
洋館じゃない神戸を観光したい!と伝えた。
連れて行ってもらったのが元町「有楽名店街」。
日曜日の昼間ということで閉まっているお店が多かったが、
開いているお店から漂う料理の匂いの美味しそうなことといったら!
ついつい引き寄せられそうになったけれども、
この日のお昼はとんかつと決めていたのでここはぐっと我慢(笑。
次はもっとお店が開いている時に、
お店の誘惑を振り切りながら、いえいえずぶずぶと惑わされながら、
ぶらぶらと歩いてみたい。
昼食を取った後は、海岸通りをぶらぶらと。
古いビルの一角を使った雰囲気のあるお店があちらにもこちらにもあり、
冷やかしに入るにも少しだけドキドキするけれども、
これ素敵じゃない?あれ似合うと思うんだけどなぁ?
そんな会話を交わしながらいろいろなものを見たり、手にとったり、
そしてこれといったものを購入するのはとっても楽しい。
都心にはこの手のお店がどんどんなくなっていき、
新しくできるのは大規模な店ばかりで、
品揃えはどこも変わり映えがなく、
はっきりいって全く魅力がない。
人が、いや私が暮らしていく上で、あるべき豊かさって一体なんなんだろう?
近くにあって欲しいものって一体なんなんだろう?
私はどんな暮らしがしたいのだろう?
そんなことをついつい考えてしまった神戸散策だった。