2015年4月12日のてしごと、「土佐文旦のパウンドケーキ」
先日『すてきなあなたに6』大橋鎮子編/暮らしの手帖社を読んでいた時に見つけたレシピで焼き上げたパウンドケーキ。
レシピでは夏みかんの砂糖漬けを使っていたけれども、
ちょうどピールみたいな土佐文旦のマーマレードを先日作ったので代用した。
パウンドケーキを作る時、私はいつも卵を卵黄・卵白を一緒に入れていたのだけれども、
このレシピでは卵白をメレンゲ状にして別立てにして、ベーキングパウダーは使用しない。
どんな感じに焼きあがるのかなと興味を持ち、作ってみた。
外身はかりっと、中身はふんわり柔らかい感じに焼きあがるのかと思っていたら、とんでもない。
確かに外見はかりっとしていたが、中身はとてもきめ細かいのに、しっとり、ずっしりしている。
その中にふわりと香る土佐文旦、酸味と苦味が一緒に口の中にやってくる。
たまらない。
中に入れる柑橘類を変えることで何通りの味が楽しめそうなパウンドケーキ。
これからの季節、何回も焼き上げそうな予感でいっぱいだ。