2015年5月2日のてしごと、「甘夏のパウンドケーキ」。
先日作った「土佐文旦のパウンドケーキ」と同じく、卵は別立て、
少しの間この手順で作り、しっかりと自分のものにしていきたいと思っている。
パウンドケーキの味見をする時は、切れ端を食べる。
少し硬めに感じることもあるが、あまり気にしたことはない。
作り手の私だけが食べられる、大事な大事な一切れ。
どんな風に焼き上がっているか、そのことを楽しみに口にする。
今回は無塩バターを使い、粗塩をひとつまみ入れたせいか、
バターの風味がものすごく豊かだった。
口の中にはいるとふわりとバターが香り、
そしてその後に甘夏のマーマレードのほろ苦さがやってくる。
うん、初夏の味、生地もしっとり、どんな飲み物にも合いそうだ。
レシピにはホイップクリームを添えてと書いてあったが、まだこれは試してみていない。
いつかやってみようと思っているが、ホイップクリームを作るのが、うん、少し面倒臭そうだ(笑。
けれども、きっといつの日かパウンドケーキの隣に添えられているのだろう。