2015年5月30日のてしごと、「甘夏のマーマレード」。
なんとなく柔らかめのマーマレードに仕上げたくて、
作り方を「レモンのマーマレード」と同じようにしてみる。
まずは果汁を絞る。
その後、皮はわたを取らずに細かく刻み、コトコトと水で柔らかく煮る。
最後に柔らかくなった皮と果汁、皮を煮た煮汁に砂糖を加えて、
とろりとするまで煮詰める。
私が作る甘夏のマーマレードといえば、
房と皮がまとわりつくような煮詰まった硬い感じのものが多いけれど、
房がなく果汁味あふれる柔らかいマーマレードもありだと思う。
私の作りたい味を、食べたい味を、適した方法で作る。
それがテクニックであり、
テクニックを学ぶためにレシピがある。
技が増えれば増えるほど、
直感が持つ可能性はどんどん拡がっていくのではないかと思う。
ここ最近の私はこんな風に考えている。