2015年6月24日のてしごと、「梅シロップ」。
今シーズン、梅シロップ1本、梅酒2本、そして梅干し2キロの梅しごとをしようと思い、梅を5Kg注文した。
梅シロップで1Kg、梅酒2本2Kgを使い、最後に追熟した梅2Kgを梅干しに仕立てようと、
なり口を取り始めたところで、はたと気づいた。
なんだか2Kgもないような気がする……。
重さを測ってみると1.5Kg、500g足りなかった。
その旨だけを伝えようと注文先に連絡したら、
500gではなんだからとご好意で3Kgの梅を追加で送ってくださり、
ありがたく頂戴することにした。
いただいた梅をどう扱おうかなぁと悩む間もなく、
1Kgは梅シロップ、1Kgは梅酒、残り500gずつで梅ジャムと梅味噌という梅しごとを行った。
梅しごとを初めて初のシーズン2本目の梅シロップなのだから、
砂糖の種類を変えればいいのにと思うのだが、
なぜか迷うことなくいつもと同じように仕上げた。
きっとこの作り方で作る梅シロップが私の暮らしの中で定番として根付いていて、
これ以外の作り方をやりたくないのだと思う。
そういうてしごとがあってもいいのかもしれない。
写真は今シーズン梅シロップを作ったら、絶対作ろうと決めていた「梅シロップと晩柑のスープ」。
細川亜衣著、在本彌生写真「スープ」からの一品。
晩柑の爽やかさ、梅の酸味、そしてシロップの甘さが絡まりあい、
これを口にいれたら、それ以上何も口に入れたくなくなる味。
愛しい人たちに食べてもらいたい。