30人くらい集まると、いろいろな方がいるわけで。写真家、陶芸家、イラストレーター、デザイナー、アートディレクター、ギャラリストなどなど、多才な方ばかりだった。みなさん、すごいなぁと私は口をぽかんと開けていた。この日初めてお会いしたきょうこさんはフローリストであり、三味線のお師匠さんでもある。夕闇が近づく時間に聴く三味線は、めちゃくちゃ艶っぽく、そしてかっこよかった。幽玄、この世とあの世の境目をいったりきたりしているようだった。
そういえば、小さいころ妹が三味線を習いたがっていたことを思い出した。