一昨年、ほぼ日ストアで購入したミトンのキット2つのうちの1つ、「エストニアンニット」のミトンが編み上がりました。
キットを見て編んでみたい!!とすぐに購入したのですが、
他にも編んでいるものがあったりと、なかなか手を出せず……。
昨年から編み始めてようやくこの7月に出来上がりました。
右手は他のものを併用して編んでいたり、編むモチベーションが上がらなかったりとかなり時間がかかりましたが、
左手は編んでいて楽しくなったのかな、結構いいペースで編み進めることができました。
メンズサイズ、父へのプレゼントです。来シーズン使ってもらえると嬉しいな。
編み込みを編んでいるときってどんな感じなの?と友人に尋ねられたことがあります。
編んでいる時は特に意識したことがないのですが、改めて聞かれると、思わず考えてしまいました。
うーん、なんだろう?リズムかな。
うん、そう!!
糸を変え、編み込んで模様を作っているとき、なぜかリズムを感じます。
今回の場合は、紺・白・紺・白・紺・紺・白とか、紺・紺・紺・白・白・紺・白とか。
小さく口の中で糸の順番を口ずさんでいると、
知らず知らずのうちに身体が自然に糸の配色を憶え、手が勝手に動いていきます。
頭で憶えず、身体に染み込んでいったもの、リズミカルにどんどん編み進んでいきます。
残念なことにずっと同じ配色ではないので、一段一段ごとにリズムを覚え直す訳ですが、
それでも、このリズムを身体で感じながら編むことがとても楽しく、心地よくなってきます。
今回感じたリズムは、このミトンだけのもの。
そして私は、また編み込みのリズムが感じたくなり、
近いうちに編み込みの何かを作っていることでしょう。