le19.06.2016
普段は目にとまらないのだけれど、なぜかある時期だけは頻繁に気になる場所がある。ここもその一つ。ぽっかりと抜けたまど、向こう側からみえる景色はどんな景色なのだろうか?
le19.06.2016
普段は目にとまらないのだけれど、なぜかある時期だけは頻繁に気になる場所がある。ここもその一つ。ぽっかりと抜けたまど、向こう側からみえる景色はどんな景色なのだろうか?
le18.06.2016
子どもの頃、くちなしの甘い匂いが苦手だった。梅雨の重く湿った空気の中にあの甘い匂いが漂ってくると、一段と空気が重くなっていくような気がして、もう勘弁してくれと思っていたものだった。
大人になると好みも変わるもので、この時期だからこそこの甘い匂いがとても芳しく高貴なもののように感じられる。春でも夏でもだめ、湿り気と混ざりあうからいいのだろう。
五感は変化する。そしてその変化を自身が受け入れられることは、健やかだからなのだと思う。
le 10.06.2016
何色の紫陽花だったかもう覚えていない。けれども街灯の下に咲いていたことと、綺麗だなぁと思ったことだけは覚えている。
le10.06.2016
大好きな人たちと飲んだ夜。楽しく酔っ払った日は、なぜだか世界中が美しく、愛おしく見える。
le03.06.2016
茜、射す。
le03.06.2016
柔らかかった新芽が、太陽の光を浴びてどんどん大きく、硬くなっていく。
いつの間にか光を透過させなくなっていた。
夏にはいい木陰になり、人びとをほっとさせるのだろう。
le03.06.2016
夏至の前、この道を夕日に向かってどんどん歩く。いろいろなものがキラキラ光り、眩しく愛おしい。