カテゴリー: 日付入り写真

定期通院日。GW中でも日常と変わらないのがなかなかよい。お休みの日もそうじゃない日も、私の1日に変わりはないのだから。

2月から変わった病院は、目の前が公園になっている。大学病院なので混んでいることには毎回うんざりするけれど、診察が終わったらこんな風に空が抜けた風景に出会えるのはよい。季節ごとの自然の変化も楽しみである。

テリ・ワイフェンバック『The May Sun』展を観る。ブックディレクターの幅さんがInstagram で紹介していて、機会があれば観たいなぁと思い、思い立って訪れた。最初の展示室が彼女の最初の写真集をばらしたものだったが、オリジナルプリントを観られると思っていたので残念だった。写真集はとても素敵だったので、そのうち手元に置きたいと思った。それより、彼女のお母さまの遺品であるパレスチナに巡礼に行った方たちがお土産として買い求めた押し花帳の写真がものすごくよかった。息を潜めていると、一つ一つからその花の、そして買い求めた人たちのおしゃべりが聞こえてくるような気がした。静けさの中にある圧倒されるほどの強さ、物が語るってきっとこういうことだと思った。

展示の図録ではなく、この押し花の写真集が欲しいなと一度手にしたが、値段を見てこれはきびしいなぁと思い、棚に戻した。戻した瞬間、すぐに別の方がその本を手に取り購入、その本は売り切れとなった。そうなると俄然気になるのが私の性分、サイトをいろいろ調べたが、ショップで売っていた値段よりも高く、その上売り切ればかりだった。あの時手にしておけばと少しだけ悔いが残った。

お昼ごはんはそば粉のクレープ、ハムとチーズと目玉焼きという定番中の定番を。久しぶりに食べたなぁ。そういえばうちにそば粉があったな、作ってみようかなぁ。でも薄く焼くのは難しそうなので、パンケーキの方が無難かな、でも作ってみたいなぁ。そんなことを考えながら食べていた。そういえば鰻のことはすっかり忘れていた。

初めて訪れる場所なので、近辺にお昼ごはんが食べられる場所があるか確認してから目的地へ向かった。着いたはいいが、お昼営業には早すぎた。これなら駅の反対側で降りて、鰻を食べてから向かえばよかったなぁ。これは次回訪れる時の引継ぎ事項！

でも、近くの公園でこんなリフレクションに出会ったら、鰻のことなんかすっかり忘れていた。まぁ、こんなものよね、私。

GWだもの、1日くらい遠出をしようと思い、朝早くから電車に乗って目的地へ向かった。途中で「そうだ、私はここも行きたかったのだ」と思いつつも、ここは心を鬼にして通過、またの機会に訪れよう。

乗換駅、この影がどこから落ちているのかさっぱりわからず、でも気になって、周りをきょろきょろみまわしてしまった。そのせいで次の電車に乗るのがダッシュになってしまったけれども、間に合ったからよしとした。

虹をみつけた。

プリズム、はてさてどこの反射だろうとあたりをみまわしたが、見つからない。以前は見つかるまで探したけれども、今となってはそこまでしつこくはならない。綺麗なものを見せてくれてありがとう、それに尽きる。

ここ最近の習慣は、月に1度やりたいことリストを作ること。今月やりたいこと、今年やりたいこと、一生をかけてやりたいこと、そんなことを書き出す。

今年のGWは特にどこかに出かける予定はなかったので、GWに特化したショートリストを作った。「レモンマーマレードを作る」はそのうちの一つだ。マーマレードやジャムを作る時の砂糖は、ビートでできたグラニュー糖を使う。その方が色味が綺麗に仕上がる。

やりたいことが一つ叶ったのでリストに線を引く。すっきりした。

公園で2時間近く歩いた後でも、るうはおそらく歩いてうちまで帰れるだろう。ただ、歩いて帰ろうとすると、まめが自転車に乗っているため、「どうしてまめちゃんはよくて、私は乗っちゃだめなの？」と道端に座り込む。どこまでもまめと同じじゃなくちゃ（いやいや、私の方が先じゃなくちゃ）嫌なるうは、すっかり妹気質だ。

車が行き交う道を歩くより公園でたくさん歩いた方がいいだろうと、るうとまめは自転車に乗って公園へ向かう。自転車に乗るビーグル二匹、これはなかなかない光景ではないだろうか？るうが前カゴから飛び降りた時(この時は怪我をしたのではないかと心底びっくりした。何事もなくてほっとした)から、まめが前でるうが後ろが二人の定位置となっている。

帰り道、まめは自転車に乗りながら眠るのな。前足の位置がそのことを物語っている。重くなるからできれば勘弁して欲しいのだけど。

るうが我が家にやってきて、まもなく2ヶ月を迎える。険しかった顔もすこしずつ柔らかくなり、大分女の子らしい顔つきになったと母は思うのだが、どうだろうか？