『JFK』展へ。今回、私は手ぬぐいと麻の布を使って手縫いの額を作って展示した。4月に新潟を訪れた時、亡くなった友人の写真を持って行ったのだが、入れるものがなくて素のまま手帳に挟んでおいた。それもなんだかなぁで、持ち運びできるフレームがあったらいいなと思ったわけだ。参考にしたのは『べっぴんさん』で主人公のすみれが明美にプレゼントしたもの。あんなにきれいには作れなかったけれど、この粗さは今の私にしか作れないと思っている。
友人は縫製作家で、選んだ手ぬぐいは彼女と展示の約束をしていた共通の友人が作ったもの。心のどこかに彼女を偲ぶものをという気持ちがあったことは否めない。