20160110、由比にて。
最近の旅のお土産はなぜか食材が占める割合が高い。
髪の毛をばっさり切った。
久しぶりのセシルカット、さっぱりしたというよりもどちらかといえばすっきりした。
おそらく年末年始から髪の毛を切りたくてたまらなくて、そして切るのならセシルカットをしたくって、ようやくその願いが叶ったからかもしれない。
そして髪の毛を切ったら、顔のパーツが妙に気になり始め、お化粧をきちんとしようと思った。今まで髪の毛で隠せていたところがそうもいかなくなり、あらわになったせいだ。絶対そう思う。
そう思ったのだが、持っていた化粧品はほぼ使い終わっていて手元になく、久しぶりに化粧品を購入した。ラメが効いた青と緑のアイシャドウはその中の一つ、春の新色だそうだ。「透明感がでますよ」と試しにつけてくれたお兄さんはそんなことを言ってはいたが、はたして私の化粧の腕前でそんなことができるのだろうか……?日々、鍛錬は続く。
光、揺れる。
去りゆく季節を惜しむように、
来たるべき季節を待ち望むかのように。
夏でもない、秋でもない。
中途半端な切なさだけが、
ただただそこに在る。