20150221_ギャラリーイベントのための料理

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レバーペースト

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お豆のピリ辛サラダ

ご縁があって、料理を二品、ギャラリーのイベントにケータリングしました。

mikihouseにいらっしゃってくださる方、友人宅での集まり等、

なにかの折に友人たちに料理をふるまうことは何度もあるのですが、

全くのパブリックな場に料理を持っていくことは初めてのこと。

作ること自体はとても楽しかったのですが、

持っていくまでの道のりが異様に長く、心臓がバクバクしていました(苦笑。

けれども不思議なことに、テーブルに置いてからは感じることは何もなくなりました。

なんでしょう、料理が私の手から放れたからなのでしょうか?

確かに料理が相手の口に入るまでの緊張感は半端なかったのですが、

何を感じてもらうか、どう感じてもらうかは相手次第、

料理もやはり作品なのだと実感した夜でした。

見知らぬ方に食べてもらうという、なかなか味わえない経験をさせていただきました。

この場を借りてGallery YUKI-SISのオーナーである寺嶋さんにお礼を申し上げます。

どうもありがとうございました。

機会がありましたら、このようなケータリングを続けていきたいと思っています。

✴︎ありがたいことに、Gallery YUKI-SISへのケータリングはレギュラー参加となりました。

次回の日程等わかりましたら、ブログ等でお知らせしたいと思っています。

みなさま、よろしくお願いいたします。

「あむかてん01」に参加します‼︎

編み物ともだち3人で「あむか」というユニットを立ち上げました。
記念すべき第1回の展示を12月23日(火)原宿デザイン・フェスタ・ギャラリー(1−G)で開催します。
私はニットライブ、一日中編む姿をみなさまにお見せします。
編むスタイルは人によってそれぞれ、あぁ、こんな風に編んでいるのかと観ていただけたら嬉しいです。
年末のお忙しい時期とは思いますが、毛糸の暖かさでほっこりぬっくりしませんか?
ご来場をお待ちしております。
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あむかは編み物ともだち三人組。
気がつけばいっしょに編んでいた。
そこに毛糸があったから。
『あむかてん01』
日時:2014年12月23日(火)11:00〜20:00
場所:原宿デザイン・フェスタ・ギャラリー(1−G)
内容:編み物の展示・販売・実演(ライブ)
3人で始まりから終わりまで編み続けます。
14:00〜16:00 編み物室内ピクニックを開催します。
随時編み物ワークショップを開催します。
いっしょに編みましょう。

20140701_きょうのあみもの

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一昨年、ほぼ日ストアで購入したミトンのキット2つのうちの1つ、「エストニアンニット」のミトンが編み上がりました。

キットを見て編んでみたい!!とすぐに購入したのですが、

他にも編んでいるものがあったりと、なかなか手を出せず……。

昨年から編み始めてようやくこの7月に出来上がりました。

右手は他のものを併用して編んでいたり、編むモチベーションが上がらなかったりとかなり時間がかかりましたが、

左手は編んでいて楽しくなったのかな、結構いいペースで編み進めることができました。

メンズサイズ、父へのプレゼントです。来シーズン使ってもらえると嬉しいな。

編み込みを編んでいるときってどんな感じなの?と友人に尋ねられたことがあります。

編んでいる時は特に意識したことがないのですが、改めて聞かれると、思わず考えてしまいました。

うーん、なんだろう?リズムかな。

うん、そう!!

糸を変え、編み込んで模様を作っているとき、なぜかリズムを感じます。

今回の場合は、紺・白・紺・白・紺・紺・白とか、紺・紺・紺・白・白・紺・白とか。

小さく口の中で糸の順番を口ずさんでいると、

知らず知らずのうちに身体が自然に糸の配色を憶え、手が勝手に動いていきます。

頭で憶えず、身体に染み込んでいったもの、リズミカルにどんどん編み進んでいきます。

残念なことにずっと同じ配色ではないので、一段一段ごとにリズムを覚え直す訳ですが、

それでも、このリズムを身体で感じながら編むことがとても楽しく、心地よくなってきます。

今回感じたリズムは、このミトンだけのもの。

そして私は、また編み込みのリズムが感じたくなり、

近いうちに編み込みの何かを作っていることでしょう。

『奏でる、響く。わたしのグラノーラ』vol2がnunocotoに掲載されました!!

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赤ちゃんのための手作りキット通販サイト「nunocoto」に連載中の『奏でる、響く。わたしのグラノーラ』の2回目を掲載しました。

今回はグラノーラを使ったお菓子、『友だちが来る日のグラノーラ』を。

台所にグラノーラがあるとついついつまんでしまう私ですが、

あまりにも形が小さくて食べにくい……。

あれもこれも一緒に食べたいのに、どうしてもひとつずつの素材になってしまう。

レーズン、麦、いちじく、アーモンド、えーと、えーと。

どうにかして一緒に食べる方法はないかしら?と考えていたら、

チョコレートで包みこむのはどうかしら?とふと頭の中に浮かび、

このレシピを作り上げてみました。

普段は焼き菓子やゼリーなどを作ることが多いため、

チョコレートを扱うことに多少の戸惑いはありましたが、

一度溶かしたものを再形成する楽しさは、まるで図工の時間のよう。

まるくするためにただひたすら手を動かす行為で心が無になったと思いきや、

ちゃんと元通りに固まるのかしら?というドキドキ感がそのあとプラスされ、

なんともいえないひとときとなりました。

そして出来上がった味は、予想通り!!

やっぱりグラノーラとチョコレートって相性がいいよねと、

私自身がまた食べてみたいな、作ってみたいなというレシピを

作り上げることができました。

さぁ、これから夏本番!!

チョコレートを扱うにはちょっと難しい季節になりますが、

折りをみてこのグラノーラボールを作っていきます。

そして、少しずつこのレシピに変化を加えていきたいです。

20140614_寫眞譚オープニングパーティ

私が所属している写真グループ、寫眞譚は6月10日(火)〜6月22日(日)まで、

寫眞譚第二回写真展『五重奏』をNADAR/TOKYOにて開催しています。

6月14日(土)、今回の展示を記念してささやかなオープニングパーティをギャラリーにて行いました。

パーティの料理担当はもちろん(!?)私。

今回のパーティ料理のコンセプトは、冷えていても美味しいもの、立っていても食べやすいもの。

そんなことを考えながら、メニュー7品を組んでいきました。

メニューを組むのはそんなに難しくなかったのですが、

どちらかというと味を決めるのが難しかったです、はい。

私の味を食べ慣れた方もいらっしゃれば、初めて食べる方もいらっしゃる。

濃くするか、薄くするか、それはどの一品にするか…。

天気によって味をどのように調整していくか…。

バランスの良い味、バランスの良いメニューの着地点ってどこにあるのだろうかと悩みつつも、

スタート時間との闘いもあり、一品、一品、手順を迷わず、

ひたすらていねいに作っていくことが、私に出来る精一杯でした(苦笑。

 

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3種のディップ(かぼちゃとレーズンのディップ、さつまいもとくるみのディップ、レバーペースト)

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茗荷の甘酢和え、鶏肉の酒蒸し

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レアチーズケーキ、自家製いちごジャムを添えて

(撮影:Gaku)

実り多き豊かな時間をみなさまが過ごすことができ、

ここから新しいご縁が広がっていくお手伝いを、

私の料理が気負わずにすることが出来ていたら、こんなに嬉しいことはありません。

願わくはまたみなさまに私の味を食べてもらう日がやってきますように。

どうもありがとうございました。

201406_01きょうのあみもの

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好きなてしごとの一つに、「編みもの」があります。

1本もしくは2本の糸を編みすすめていくといつしか1枚の布になり、

その布から新しい形が生まれてくるという過程が好きで好きでたまらないのだと思います。

 

今年に入ってからなぜか靴下を編んでみたくてしょうがありませんでした。

あまりにも寒く冷えきった冬だったからでしょうか?

自分で編んだ毛糸の靴下が足を包んで温めることを想像するだけで、

冷えきった身体がぽかぽかしていくような心地になりました。

さぁ、作ってみようとチャレンジしたものの、

一度も靴下を編んだことがない私にとって、

とりわけかかとの部分の難易度が高く、

なかなか編み進めることが出来ませんでした。

 

そんなとき、keitoという毛糸専門店で開催していた「輪針2本で編むソックス」というワークショップに参加しました。

靴下は鎖編みから目を作り足首から編むという作り方しか知らなかった私にとって、

履き口から編むという作り方は、

こっちから編む方法もあるんだと新しく学んだことがとても新鮮で、興味深く、

どんどん編み進めることができました。

また、かかとも引き返し編みという編み方を使うのではなく、

減らし目、増やし目を用いて作り、あとでとじるという方法が、

初めて靴下を編む私にとって、靴下を作るというハードルをぐんと下げてくれたような気がしました。

その後、つま先のメリヤスはぎ、かかとのすくいとじは我流でやっていたのを修正しよう決心し、

編み物仲間に教えてもらったり、もう一度keitoに行ってスタッフの方に教えてもらうなど、

かなり手こずりましたが、ようやく私のものになったのではないかなと思っています。

 

梅雨に入り、もうすぐ暑い夏を迎えるというのに、

私の編みもの熱は冷めることを知りません。

きっと今年の夏は暇さえあれば、手を動かし、何かを編みすすめていることでしょう。

次は何を編もうかな?

編みものノートも作りたいな。

そしてこれからも私のペースで編みものというてしごとを楽しんでいきたいな。

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2014年6月7日のおかず、フレッシュトマトのえびのチリソース煮

梅雨に入りました。

梅雨に入ったからといって、食欲が落ちることのない私ですが、

これからの季節、無性に辛いものや酸味の効いたものが食べたくなります。

冷蔵庫をみると、むき海老とトマトがちょうど入っていて、

これはもう作るしかないよね、と(笑。

(いやいや、入っていたのにはちゃんと理由があったのです、が)

トマトの湯剥きと種を取るのに少し手間がかかるけれど、

おうちで作るえびチリなら、

これが一番手軽で美味しいのではないかと私は思っています。

そのまま食べてもよし、

ごはんにのせて、丼ものにしてもよし。

ビールのおつまみにするのもいいよね。

さてさて、次はいつ作りましょうか?

『奏でる、響く。わたしのグラノーラ』vol1がnunocotoに掲載されました!!

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先日ご報告した「nunocoto」にエッセイがアップされました!!

タイトルは、『奏でる、響く。わたしのグラノーラ』。

寫眞譚で毎月行っている「web photo talk」、

5月のテーマは6月10日(火)から始まる寫眞譚第二回写真展「五重奏」の『予告』だったのですが、

その回で私が私の写真につけた言葉から…。

 

さて、エッセイの記念すべき第1回目は『最初に作りたい、基本のグラノーラ』

高校時代に初めて食べたグラノーラの思い出をエッセイに、

レシピはスーパーマーケットで全ての材料が揃えられるよう材料を工夫し、

作ってみたいなと思ってもらえるよう、

大切なことはぶれずに、シンプルに書き上げてみました。

読んだ感想、作ってみた感想などお聞かせいただければ幸いです。

私がグラノーラに興味をもったのは、

昨年春に刊行された『暮らしの手帖62』にグラノーラのレシピが掲載されていたからです。

グラノーラって手作りできるんだ!!作ってみたい!!と思っていたのですが、なかなか実現せず、

ようやく作ることが出来たのは今年の2月。

作り上げた後は、とっても嬉しくて、満ち足りた幸せな気持ちになりました。

作ってみたいという夢が叶ったこと、

そしてなにより、グラノーラがもたらす食の豊かさが私をそんな気持ちにさせたのに違いありません。

素材を足すこと、素材を引くこと。

食の足し算引き算って暮らしの足し算引き算と一緒なんだなと私自身の中でつながり、

その結果、ますますグラノーラにのめりこんでいきました。

あるからこそ成り立つ暮らし、ないからこそ成り立つ暮らし。

そこにあるのは紛れもない私の暮らし。

これからも大切に、慈しんでいきます。

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野菜とお豆のスープ

2014年5月28日のおかず。

身体が重いなぁと感じたら、必ず作る一品。

朝、お豆を戻しておいて、

帰ってきたら固形スープの素とローリエを入れてお豆を煮る。

冷蔵庫にある、スープに似合う食材を賽の目に切って、フライパンで炒める。

にんにく、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ。

今の季節ならズッキーニ、アスパラ、キャベツなんてどうかしら?

お豆を煮ている鍋が沸騰したら、炒めた野菜をいれて、ことこと、ことこと。

野菜とお豆が柔らかくなったら、塩と胡椒で味を調えて、

コーンを入れて出来上がり。

そのままでも美味しいけれども、たまにはトマト風味にしたくなる。

その時は、塩は控え目、レモン汁で味付けを。

当分食べることになるくらい。毎回作ってしまうので(苦笑、

量が少なくなってきたら、

豆乳を入れたり、カレー粉を入れたり、

味に変化を持たせて楽しんでるこのスープ。

食べ終わる頃には、身体も少し、軽くなっている、はず…。

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キャベツとひき肉のトマトソース煮込み

2014年5月23日のおかず、

春キャベツが出回る頃、毎シーズン必ず作る一品、

別名「巻かないロールキャベツ」。

材料はキャベツ、ひき肉、玉ねぎ、トマトソース、赤ワイン、固形スープの素、ローリエ、塩、こしょう。

ね、どこかでみたことのある材料たちでしょ?

柔らかいキャベツは1/2個、甘味のでる芯は必ず入れましょう。

たくさん作って、2回目以降はご飯を入れて温めて、リゾット仕立にしちゃいましょう。

食べる直前、チーズをかけることをお忘れなきよう。