le14.05.2017

結婚式の二次会の後は安田さんのオープニングへ。雨の中観るカーボンプリントの沖縄の写真たちは適度に湿っていて、熱を持つ土地特有のエネルギーに満ち溢れていた。入ってはいけない土地へ続く道の写真がよかった。

その後、安田さんお気に入りの名曲喫茶「ライオン」へ。珈琲を飲みながらかかっていたのは、チャイコフスキーの『悲愴』。子どもの頃、指揮者ごっこしていて話をひっそりとした。

チラシには帝都随一、じっくり考え事をするにはいい場所かもしれない。

le13.05.2017

キャンプの後輩の結婚式2次会へ。彼女の父親は私の恩師、キャンプ中はいつも怖くて難しい顔をしていた。もちろん今日は父の顔で、最後は新郎とハグしあっていて、嬉しいのだろうなぁということが全身から伝わってきた。見ていた私もなんだか幸せな気持ちになった。二人にも末長い幸せな訪れますように。

キャンプの友人たちとはなかなか会う機会が減ってきているが、会うのならこんな幸せな会がいいなと思った。

le12.05.2017

再来週の国際会議の際、相手先に渡すお土産を買いに行く。今回はそのお土産を持ってのフォトセッションあり、見映えの良いものをという上司からのリクエストで「飾り扇」にした。赤や金がふんだんに使われていて、どちらかというと派手な部類に属する。友人たちへのプレゼントにはしないけれど、外国の方には喜ばれるのは、色の見え方が異なるのだろうなぁと思う。瞳の構造か、それとも光の影響か。

道路に落ちる影がどんどん濃く、強くなってきた。夏の光だ。

le10.05.2017

観た企画展は、『オルセーのナビ派』展だった。『ソール・ライター』展を一緒に観た方から、彼が影響を受けたナビ派の展示がかかっているよと教えてもらい、いい機会と思い行ってきた。浮世絵などジャポニスムの影響を受けているナビ派、傘などの小道具や構図にそれらしきものがみえた。なるほど、なるほど。そして、ボナールの裸婦の絵が、ソール・ライターのモノクロのヌードと被り何度もその前を行き来した。7月に刊行予定の彼の新しい写真集がちょっと楽しみになってきた。

三菱一号館には久しぶりに行ったのだが、毎月第2水曜日がレディースデーとなっていた。女性にとってはありがたいことだが、これと同じようなことを男性にもしてあげたらいいのにと思ってしまった。男の人は大変だ。

le10.05.2017

見下ろす写真をついつい撮ってしまうのは、先日観たソール・ライターの影響だと思う。私にしては珍しく赤が気になるのもそうだ。彼と私は違う人間なので、同じように撮ることはないのだけれど、自分だったらどうする?とついつい試してみたくなる。撮っているうちに私なりの見下ろす写真のスタイルが出来上がることを信じるだけだ。

雨粒が宝石のように光っていた。また会いたくても、もう会えない切なさよ。

le10.05.2017

久しぶりの雨の夜、会社帰りに美術館に寄った。窓越しにみえる緑がしっとりと濡れていて、柔らかく優しく降る雨はいいものだなぁと思った。この色をとっておきたいと思いシャッターを切った。焼き上がりはなんとなくセルフポートレートのようだけど。

le07.05.2017

IZU PHOTO MUSEUMの帰りにOffline Book Shop@POETIC SCAPEに寄った。毎年この時期に開催されているのだが、例年は旅にでていて伺うことができなかった。ギャラリーに所狭しと並べられた写真集は圧巻で、何をどう探していいか見当がつかないほどだった。その中に1冊、見覚えのある写真集が置いてあった。2月に旅した新潟、沼垂にあるBOOKS f3で見かけたものだ。雪が降っていたためか、日本海側の冬だからか、あたり一面どんよりしていた。その中で見たこの写真集の色の鮮やかさに目が奪われた。『FOR EVERY MINUTE YOU ARE ANGRY YOU LOSE SIXTY SECONDS OF HAPPINESS』。イギリスに住むCharles Albert Lucien Snellingをモデルとした写真たちは、日々を愛おしみながら慎ましやかに暮らすことが私たちに幸せをもたらすと教えてくれているようだった。

チエ子ちゃんと最後に一緒に見た写真集、4月に沼垂に行った時もこの本はまだあったが、思い出が深すぎて手に取ることができなかったが、ようやく私の手元にやってきた。

le06.05.2017

シフォンケーキを焼いた。初めて焼いた先月はすがたくさんできてしまった。メレンゲを潰すのが怖くて、おそるおそる混ぜてしまったのが原因と思われる。今回はいやいやこれくらいじゃ潰れないでしょうとがしがし混ぜた。まだあるものの、少しは上達したかな。なにごとも1度でうまくいくことはほとんどなく、2度、3度作っているうちに、身体に馴染んでいくのだろう。これはきっと料理だけではなく、写真にも、きっとそのほかのことにもいえると思う。失敗を恐れずに、作る、撮る、そして焼く。

初めての時はレシピ通りに作るのだが、2回目からは自分の好みに変えていく。油はグレープシードオイルより菜種油の方がしっとりくる。砂糖はきび砂糖だけよりも少しだけ黒砂糖を入れた方が好みだ。こうやって自分の好みを作っていくことも、料理と写真はやっぱり似ていると思う。

le06.05.2017

GW、楽しみにしていた展示、『初夏のパサールクマンマン』へ。パリて買い求めたアンティークやバリの布を使った洋服などが所狭しと並んでいた。いいなぁと思っていた珊瑚のロザリオはちょっと前に他の方の手に渡ってしまったが、額展で使おうと思った手ぬぐいの端切れに出会えたからよしとする。

チエ子ちゃんがGW中東京に来ると話していたが、そっか、この展示に遊びに来るつもりだったんだな。彼女を偲ぶ話を友人たちとして帰路についた。あぁ、この場所にも、それも今その時、彼女はここにいたなと強く思った。